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写真51 写真52
体重の増加(ペアの同居適合性は、2頭が餌を分け合うことを意味するから)、免疫反応、血清コルチゾール濃度(リスザル:
Coe et al., 1982; Gonzalez et al., 1982参照)、そして繁殖(Eaton et al.,
1994; Reinhardt et al., 1990,1991b参照; Reinhardt & Hurwitz,
1993; Schapiro et al., 1993)を比較したときに、同居ケージ内の劣位個体と優位個体の間に違いはなかった。また、彼らと個別ケージ飼育の個体の間にも違いはない。
けれども、ペア飼育の個体は獣医による治療(特に下痢に付随する諸症状の治療;
Schapiro & Bushong, 1994)を、個別ケージ飼育の個体ほど頻繁には必要としないという目立った傾向がある(Reinhardt,
1990a)。また、ペア飼育の個体は個別ケージ飼育の個体に比べて、「異常」な行動(行動疾患)を生起させる頻度が低い(Goosen,
1988; Reinhardt et al., 1988; Eaton et al., 1994)。個別ケージ飼育の7頭を同居ケージに移動したところ、自分を噛むという行動疾患が効果的に治療された(Reinhardt,
1999a)。同様のことが5頭のカニクイザルでも報告されている(Line et al., 1990b)。
これらの報告は、"長期に渡る個別ケージ飼育が、自身の体を噛むという行為を引き起こしている原因の有力なものであろう"という考えが正しいものであることを証明している(NRC,
1998)。
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